分かりづらい糖尿病の初期症状を見逃すな!

生活習慣病の一つとして厚生労働省から注意喚起をおこなわれている糖尿病。
日本人の8人に1人がかかっていると言われていますが、初期症状がわかりづらいため、実際にはもっと多くの患者が潜んでいると考えられています。
糖尿病には、大きく分けて一型と二型の2種類があります。
一型糖尿病は子供や若い年齢の人に多く発症をするタイプで、風邪のような症状が現れた後に急激に進行をする特徴があります。

二型糖尿病は中高年に多く発症をするタイプで、ゆるやかに進行をしていくため、発症をしてから10年以上経過をしても気がつかない場合があります。
初期症状はどちらのタイプもわかりづらいですが、長期間に渡って気がつかずに進行をして、さまざまな合併症を引き起こす危険性があるタイプは二型糖尿病の方です。
二型糖尿病の主な初期症状には、喉の渇き、尿の量が増え回数が増える、疲れやすくなる、体重が減少するなどがあります。

普段おこってもおかしくないような症状ばかりですし、唯一目に見えてわかる症状である体重の減少も、糖尿病は太っている人が多いというイメージから気がつきづらいかもしれません。
喉が乾く症状は、血中のブドウ糖の濃度が高くなり、濃度を下げるために水分を多く取るように脳が指令を出すために起こります。しかし、いくら水分を取っても濃度は下がらないため、喉が乾く状態が長く続きます。水分を多く必要とする状態が2週間以上続く場合は、糖尿病を疑って検査を受けた方が良いでしょう。
体重の減少や疲れやすくなる症状は、インスリンが不足をして、ブドウ糖をエネルギーとして利用出来なくなるためと、不足をしているエネルギーを脂肪や筋肉から消費するために起こります。
初めは食欲が異常に出ますが、どんなに食べても痩せるようになり、食後に眠気を感じるようになったら注意が必要です。
また、他の初期症状としては、便秘や下痢が続く、手足や指先が冷える、傷が治りづらい、性欲が減る、体がむくむ、立つくらみ、月経異常などがあり、いくつか該当をするようでしたら、まず糖尿病を疑ってみて下さい。