二型糖尿病は大人だけの病気ではない!?

糖尿病には大きく分けて、一型糖尿病と二型糖尿病の2つの種類がありますが、多くの人は一型は子供がかかる病気で、二型は大人がかかる病気だと考えています。
確かに、一型は10歳未満の子供に多く発症をして、二型は50歳を過ぎてから発症率が上がります。
また、二型は生活習慣病の一つであり、遺伝的要素に加齢や長年の生活習慣の乱れが合わさった場合に発症をします。生活習慣病は中高年が多くかかる病気ですから、子供がかかりづらいという考え方は間違いではありませんが、戦後の生活習慣の変化によって、最近では子供が二型にかかるケースも増えてきています。

実際に、小学生低学年では二型よりも一型の方が発症率が高いのですが、高学年になると半々くらいになり、中学生に上がると逆転をして二型糖尿病の方が発症率が増えるというデータもあります。
しかし、二型糖尿病は一型糖尿病と比べればインスリンの分泌もありますし、症状の進行も早くないため、目に見える体調の変化がほとんどありません。
そのため、学校の健康診断などによって糖尿病であることがわかっても、重要視をしないで、すぐに治療を開始しない人が多いのです。

症状の変化がわかりづらくても、着実に進行をしているのは確かです。放っておくと、失明や壊死などの恐ろしい合併症を引き起こす危険性があるのが二型糖尿病です。
子供のうちは、自分で体調管理をすることが難しいため、進行や合併症を防ぐためには、保護者が子供の代わりとなって体調管理をおこなう必要があります。
具体的には、大人の二型糖尿病と同様に、バランスの良い食事と運動をおこなうことです。

成長期にある子供の場合は、カロリー数を制限するよりも栄養バランスの良い食事を取ることの方が大切であるため、お菓子を食べ過ぎたり偏食をしたりしないように注意をして下さい。
また、運動についても大人のように消費カロリーを決めておこなう必要はありませんが、家の中でゲームをして遊ぶばかりではなく、外に出て遊ばせるようにして下さい。
また、早食いや寝る前に食事を取ることも血糖値を上げる原因になります。
将来、自分で管理が出来るように、小さいうちから血糖値を上げない生活習慣を身につけさせましょう。