糖尿病は遺伝するの?

糖尿病は遺伝をするのか?このような質問を耳にすることがあります。
この質問の答えは、Yesが50%、Noが50%です。
正確に言うとそれ自体が遺伝をすることはありませんが、かかりやすい体質が遺伝をすることはあります。
実際に、日本の糖尿病患者の約95%がかかっている二型糖尿病の原因の一つに遺伝的な要素があると言われています。

例えば、遺伝的に脳からインスリンを分泌させる指令が出にくい人や、指令は出ているのにインスリンの分泌が悪い人などはそれにあたります。
そのため、糖尿病の疑いがあると医師から診断をされた場合に「私の家系は糖尿の家系だから」と治療を諦める人もいますが、血縁者に糖尿病の人が多く、遺伝的にかかりやすい体質であっても必ずかかるとは限りません。
現に両親共に糖尿病の家庭に双子が生まれたとしても、二人ともなる訳ではないのです。
二型は、遺伝的な要素にストレス、肥満、暴飲暴食、運動不足などの生活習慣の乱れが加わった場合に発症をしやすくなるため、日頃からこれらの生活習慣に気をつけた生活を送ることが出来ればかかる確率を低くすることも可能です。
血縁者に糖尿病患者がいるからと諦めないで、体に気をつけた生活を送るように心がけましょう。

また、親が糖尿病の場合に、その子供がなりやすいのは、遺伝ではなく食生活が同じであることが原因だという説もあります。
これは血液中のブドウ糖濃度が高い状態が続く病気です。
親が甘い食べ物を好んで食べている家庭は、子供も同じように甘い食べ物を好む傾向にあるため、糖尿病にかかりやすくなるのです。
また、子供や若い人の発症が多い一型は、先天性の病気で、両親や祖父母から遺伝をするものだと考えている人もいるようですが、一型はウイルスなどの外的要因によって発症をするもので、先天性の病気ではありませんし、両親や祖父母から遺伝をする病気でもありません。
そのため、一型の場合、家族の中に糖尿病の人がいなくても、突然子供に発症をする可能性もあります。